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老人の日と敬老の日の違いってこれだけ!?

老人の人、敬老の日はどちらとも9月にありますが、
お年寄りに対して感謝とねぎらいの言葉をかける日というのには違いありません。

字面的には敬老の日のほうがおりお年寄りへの感謝の気持ちが強いような気もしますよね。

しかし具体的な違いといわれると、すぐには思いつかない人がほとんどなのではないでしょうか。

そこで似たようなこの2つの日の違いや特徴などを説明したいと思います。

まずは、老人の日と敬老の日の違いを簡単に確認しましょう!

その後に、それぞれを詳しく見ていくことで違いがさらにハッキリしてきますよ。

老人の日と敬老の日の違いとは?

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ざっくりですが、2つの違いはこんな感じになります。

  1. 敬老の日
  2. 9月の第3月曜日で、国民の祝日

    長く社会に貢献してきた老人をねぎらい、長寿を祝うことを目的とする日。

  3. 老人の日は
  4. 旧敬老の日にあたる9月15日

    老人福祉への関心を深め、さらに老人たちがイキイキと暮らせるように自ら努めることを目的とする日。

    敬老の日はお祝いの日、老人の日は啓発の日という感じでしょうか。

    続いては、1つずつ詳しくみていきましょう。

    まずは、老人の日からです。

    老人の日って何?

    老人の日の目的は2つあります。

    1. 国民に老人福祉などへの関心を持ってもらう
    2. 老人自身にも日々の生活向上のために努めてもらう
    ●老人の日の生い立ち

    そもそも敬老の日は、2002年以前は9月15日だったのをご存知でしょうか?
    そう、現在の老人の日と同じ日にちになります。

    しかし、ハッピーマンデー制度が施行されたために敬老の日は9月の第3月曜日に変更されました。

    そのことに敬老の日の提唱者と各地の高齢者団体が異議を唱えて反対する人たちも多かったため、
    元の敬老の日である9月15日を老人の日、さらにそこから1週間を老人週間としました。

    敬老の日の生い立ち

    老人1

    実は敬老の日が昭和22年にできた当初は「としよりの日」という名称でした。

    9月15日に設定された理由はちょうど気候も良くて農閑期であったため、
    村をより良いものにするためにはお年寄りの知恵を借りようという考えがあったからです。

    としよりの日は3年ほどで全国に広まったのですが、
    「としより」という表現に問題があるのではないかということになり、
    昭和39年に老人の日へと名称変更をしました。

    そして国民の祝日に制定されると同時に「敬老の日」とさらに解消されて現在に至ります。

    海外の敬老の日は?

    最後に海外では日本と同じようにお年寄りを敬う日はあるのでしょうか。
    アメリカやイギリスなどでは、「祖父母の日」という敬老の日に似た記念日があります。

    孫とのつながりを改めて大切にするために家族で集まることが多いようです。

    こちらは老人というよりも、おじいちゃんおばあちゃんと呼ばれる立場の人に向けた記念日ですね。

    また世界共通のものとして、「高齢者の日」というものを10月1日に国際連合が定めています。

    この日には高齢者にかかわる様々な問題について考えるため、
    各地でイベントがおこなわれています。

    このような高齢者向け総合イベントなども日本ではおこなわれています。

    これからは敬老の日にプレゼントを贈るだけではなく、
    社会的な高齢者問題などについても考えてみると良いかもしれません。

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