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鹿とトナカイの違い!サンタのソリを引く理由とは!?

わたしたちに馴染みのある動物園などでよく見られる鹿と、
クリスマスでサンタクロースのソリを引いているトナカイと、
あまり区別がつかないという人が多いのではないでしょうか。

実際、子どもから鹿とトナカイの違いを聞かれても明確な答えが言えないのが現状です。

そこで今回は鹿とトナカイの違いを徹底分析して、
はっきりと答えられるように知識を深めたいと思います。

鹿とトナカイの違いについて

まず簡単に理解するためはじめに伝えたいことは、

トナカイは鹿の仲間だということです。
ニホンジカやエゾシカなどと同じようにシカ科の動物だということですね。

そして、大きな違いツノの生え方です。


鹿
 ⇒ オスしか生えない

トナカイ ⇒ オス・メス生える

それでは、鹿とトナカイそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

トナカイについて

鹿1

トナカイはシカ科の中で唯一単独で
トナカイ属というグループに分けられています。

トナカイという名前は和名で、
由来はアイヌ語の「トゥナカイ」からきています。

主にヨーロッパやアジア、北アメリカなどの
寒冷地から北極圏のツンドラ地帯に広く分布していて、
北欧やシベリアでは古くから家畜として暮らしていました。

オス、メス両方にツノが生えるのが特徴

シカ科の中メスがツノを持つのはトナカイだけです。

そして、オス・メスで生えている時期が違います。

オス ⇒ に生える

メス ⇒ に生える

ツノの大きさオスのほうが大きいです。
ツノは他のシカの種類に比べて丸みを帯びているため

ただ単に闘争のためのものだけでなく、
雪を掘ってエサを探し出すという役割もあります。

夏・冬のツノの生え方でオス・メスの区別がつきますね。

圧巻!トナカイって川渡り映像

サンタクロースのトナカイについて

よく雪の中をサンタクロースのソリを引いているのは
冬にツノが生えているので、
全てメスのトナカイということになります。

サンタのトナカイはお話上ではオス・メス両方いますが・・。
厳密に言うとということですね。

北欧では、家畜用で去勢されたトナカイがいるそうで、
ホルモンバランスの関係でツノが冬でも抜け落ちないそうです。

っていうことは、
サンタのトナカイでツノが生えているオス
は去勢されている可能性が???
そんな説もあるとか。

鹿について

鹿と一口に言っても、
「シカ」という名前の動物がいるわけではありません。

ニホンジカエゾシカなど多くの
シカ科に属する動物がいるのでそれを総称して鹿と呼んでいるのです。

ただ、国内でシカという時は、ニホンジカを指すことが多いです。

奈良公園の鹿が道路に多すぎる動画

ツノはオスだけにあります。

鹿のツノは皮膚が盛り上がってできるため、生え変わります。
トナカイも一緒で生え変わります。

ちなみに、牛のツノは骨があるため、生え変わらず成長していきます。

これらのことから主に鹿とトナカイの違いは、
ツノの生え方にあるということになりますね。

トナカイがサンタクロースのソリを引く理由

ではなぜそもそも鹿ではなくトナカイが
サンタクロースのソリを引くことになったのでしょうか。

これは19世紀に出版された「聖ニクラウスの訪問」という本からきているようです。

この本にサンタクロースのソリをトナカイが引くということが書かれています。

これ以上のことは謎に包まれています。

個人的には、
トナカイが寒冷地で暮らしていたのもありしっくりきたことから
このような設定が定着したのだと思っています。

誰がトナカイが空を飛んでソリを引くか考えたのかはわかりませんが、
最初からこのような設定であったとしかいいようがないのです。

一説ではトナカイのツノが羽根のように見えるなどの説もあるようですが、
定かではありません。

まとめ

今回は鹿とトナカイの違いをお話してきました。
ここでさいごにわかりやすく箇条書きをしてみたいと思います。

  • 鹿とトナカイの違いはツノにある!
  • トナカイオス・メス両方にツノが生える
  • 鹿オスにしかツノは生えてこない
  • トナカイもシカ科の仲間
  • トナカイは19世紀に出版された本の設定から
    サンタクロースのソリを引くことになった

これで鹿とトナカイの違いを聞かれても胸を張って答えられますね!

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