赤ちゃんのお世話の中でもほとんどの人が気に病むことになるゲップの問題。
私自身もやっと授乳が終わって飲んでくれたかと安心できた時間もつかの間、
今度はちゃんとゲップを出せるのかと毎回気が休まりませんでした。
でも、先輩ママさんからコツを教わったら上手くゲップが出る様になり、
かなり安心したのを良く覚えています。
そこで、その当時に学んだ、少しでもゲップを出しやすくするコツや、
赤ちゃんのゲップが出るメカニズムについてお伝えしますので、
不安な方は一緒に見ていきましょう!」
ゲップをうまく出すコツは?
ゲップをうまく出させるコツとしては、
下から上へと胃の中の空気を出しやすくする通り道をつくることです。
ゲップを出す理由
赤ちゃんのゲップは、
ミルクや母乳を飲むときに胃の中にたまってしまった空気を口から排出する役割をします。
しかしまだ生まれてきて間もない赤ちゃんは、なかなかうまくゲップをすることができません。
そのためゲップと同時に吐いてしまったり、
うまく出なくて胃の中に空気がたまったままになること胃を圧迫して気持ち悪くなりぐずってしまったりするのです。
ゲップを出させる手順3つ
簡単な出し方としては、
- 赤ちゃんを肩に寄りかからせるように縦抱きにする。
- 赤ちゃんの背中をトントンたたくか、上下にさする。
- 背中をたたくのは長くても5分くらいで切り上げる。
首が座っていない赤ちゃんの場合きちんと首を肩に固定して寄りかからせるようにします。
くれぐれも鼻をふさがないようにしてください。
弱すぎてもなかなかゲップは出てくれません。
わかりやすい動画がありますので参考にしてください。
どうですか?
とても優しい感じですよね。
無理せず試してみてください。
それでも出ないときはどうする?
できることは頑張ってみたけれど一向にゲップが出る気配がない…。
そんなときは、気持ちを切り替えて諦めてしまいましょう!
しかしゲップをしなかったときに寝かせる場合、
注意することが2つあります。
- 赤ちゃんの頭を少し高くして寝かせる。
- 右肩を下にして横向きにさせる。
高さはクッションなどで調節しましょう。
顔を横向きにしていることでのどに吐いたものが詰まらなくなります。
右肩を下にする理由は胃から腸へ流れる際の出口が近いため、より胃腸に負担がかからないのです。
もちろんそのまま寝かせたとしても、上記の2点に気をつけていれば様子を見てあげるだけで大丈夫。
ママがそばで見守ってくれているだけで赤ちゃんは安心しています。
吐いてしまっても心配しないで
赤ちゃんはまだゲップをすることに慣れていないため
一緒に吐いてしまうことは生後半年くらいまでは何度もあるでしょう。
赤ちゃんの胃は大人のように横長の形状ではなく、
縦長でトックリのような形をしているので非常に逆流しやすいのです。
月例が進んで離乳食期になり胃腸の機能が上がってくればほとんど吐かなくなりますよ。
今しかないこのゲップの悩み、
どうか心配しすぎないで赤ちゃんをやさしく見守ってあげてくださいね。
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