クリスマスが近づくとドアやお部屋、玄関に
可愛らしいクリスマスリースを飾る家庭が増えてきますよね。
もちろん、我が家でもドアに飾ります。
日本でもだんだんクリスマスリースを飾ることが
クリスマスツリーを飾ることと同じくらい浸透してきたのではないでしょうか?
しかし、
クリスマスリースとはそもそもどんな意味で飾っているのか知っている人は少ないはず。
そこで今回はそんなクリスマスリースの意味や、歴史を調べてみたいと思います。
クリスマスリースの意味は?
皆さんクリスマスリースってなんで飾っていると思いますか?
オシャレだからではないんですね。
実はちゃんと意味があるんです!
クリスマスリースには主に3つの意味があると言われていますのでご紹介します。
- 魔除け
- 豊作祈願
- 新年に幸福を呼び込む
そしてクリスマスリースの輪っかの形が、
始めと終わりの境目がないため「永遠の命や愛」を表しているんですよ。
なんだか飾っているだけで幸せになれる気がしてきましたね!
由来、歴史は?
クリスマスツリーと違ってリースの歴史は古く、古代ローマ時代からあると言われています。
ギリシャ・ローマ時代に花や枝で作った丸い輪っかをお祝いごとに用いたり、
授けたりしていたそうです。
魔除けの意味もありますから、日本でいうところの「しめ縄」にも役割が似ていますね。
わたしは良くクリスマスリースの手作りをするのですが、
由来を知らずに作っていたなんて恥ずかしいです…。
そもそもリースとは何?
リースとは英語で、花輪や冠状のものを指す言葉です。
古くからお祝い事などに用いられてきて、
材料や色などにもきちんとした意味を持っているのが特徴です。
またリースはリースでも壁にかけないリースも存在します。
キリスト教のイベントで、アドベントというクリスマス前の4週間の期間に
「アドベント・クランツ」という
リース飾りにろうそくを1週間ごとに1本ずつ火をともすというものがあります。
毎週1本ずつ火をともすことでクリスマスという
キリストの誕生を心待ちにするという意味があります。
色にも意味がある
クリスマスカラーだと最初に思いつく色は赤でしょうか。
実はクリスマスに良く使われる色にもちゃんと意味があったんです!
- 赤…キリストの血、愛
- 緑…永遠の命
- 白…純潔、雪
- 金、銀…希望、富
こんな素敵な意味があったんですね!
材料にも意味がある
クリスマスリースに使われているヒイラギはキリスト教では神聖な木として扱われています。
その理由は、
ヒイラギの葉にはトゲがありキリストが被ったいばらの冠を連想させること、
ヒイラギの実は赤いためキリストの流した血を連想させるためなのです。
またヒイラギや松などクリスマスリースに使われる木は常緑樹といわれ、
一年中葉がついている木なので縁起がいいこと、
また常緑樹には殺菌作用があることなどから魔除けとして扱われています。
そしてリースについているリンゴやブドウなどが、豊作祈願の意味を含んでいます。
ちなみにブドウはキリスト自身を象徴するものだと言われています。
親子で一緒につくるのもいいかもしれませんね!
さいごに
クリスマスリースについてお届けしてきましたが、
わたしもこんなに歴史のあるものだとは知りませんでした。
材料もてっきりかわいいものを集めているだけだと思っていましたが
きちんと意味を持っていたとは…。
ではここでわかりやすいようにまとめてみたいと思います!
- 魔除け・豊作祈願・新年の幸福の願いが込められている
- 古代ローマ時代から存在し、数々のお祝い事に用いられてきた
- リースは花輪という意味の英語で、
キリスト教のイベント「アドベント」でも活躍している - リースに使われる色もきちんとした意味がある
- 材料も常緑樹を使い、
飾りもキリスト教にちなんだ意味のあるものが取り付けられている
クリスマスリースはクリスマスの中でも重要な位置にいたのですね。
これからはわたしも家に幸せを呼び込めるようにリースをしっかり飾ろうと思います。
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