トナカイといえば「真っ赤なお鼻の〜♪」で有名ですよね!
サンタクロースを先頭でソリを引くトナカイ、ルドルフが赤い鼻にコンプレックスを
持っていたけれどその赤鼻が役に立ってサンタクロースのソリを引くという内容の歌詞です。
でも、そうなると本当にトナカイって赤い鼻なのかと気になってきました。
しかしこの歌のおかげでトナカイ=赤い鼻という図式が成り立っているというのも事実…。
今回は、トナカイの鼻が赤い理由を調べていきましょう!
トナカイの鼻は赤くないってホント?!
冒頭での歌を覆すかのような話題ですが、
実はトナカイの鼻は赤くないんです!見た目は!
トナカイの顔には長い毛が生えており、
鼻にも毛がたくさん生えているためどうしても赤くは見えないです。
トナカイの鼻を調べたところ血管が人間の25%多くあり、
赤血球が鼻に豊富にあるため赤くなると結論づけたそうです。
トナカイの鼻を確認できる動画!赤いですか?
またトナカイルドルフの話(絵本)でも、
「生まれつき赤い鼻でみんなからからかわれる」とありますから、
周りのみんなは少なくとも赤い鼻ではなかったということがわかりますね。
見た目も鹿とほとんど差がないことを考えると、
赤い鼻のトナカイはそうそうお目にかかれないのではないかと思います(笑)
なぜ赤い鼻が浸透している?
ではなぜトナカイ=赤い鼻というイメージになってしまったのでしょうか。
それはもう言うまでもなく、ルドルフが発端ですよね。
しもやけになったためという説もあるようです。
また大好物の赤い花を食べ過ぎたせいで鼻が赤くなったという話もありますが、
絵本には「生まれつき〜」と載っていますので
どちらも理由としては当てはまりそうもありませんね。
本当にルドルフは「生まれつき赤い鼻」だったのではないでしょうか。
さらにサンタクロースを引っ張る先頭に位置していますから目立ちますもんね。
ですので、
絵本からトナカイは赤い鼻を持っているという認識につながったと考えられています。
トナカイってどんな動物?
トナカイは鹿の仲間で、シカ科トナカイ属に属しています。
主に北半球の寒冷地に生息しており、ノルウェーなどの北欧では家畜として飼われています。
鹿の仲間では唯一、オスもメスもツノが生えることが大きな特徴です。
オスは春に、メスは秋にツノが生え換わるため、
一般的な北半球にある
冬のクリスマスはメスのトナカイがサンタクロースを引っ張っていることになり、
南半球のクリスマスではオスのトナカイが活躍しているということになりますね。
トナカイのツノは他のシカの種類よりカーブが丸みを帯びているため、
闘争向きではないことがわかります。
雪を掘ってエサを探し出したりする目的で使ったりするなど
性格が穏やかなのを物語っています。
さいごに
トナカイの赤い鼻に着目して、ここまでお話してきました。
ここでわかりやすいように箇条書きでまとめてみたいと思いますのでご覧ください。
- 実際のトナカイの鼻は赤くない
- トナカイが赤い鼻のイメージが強いのは
サンタクロースを引っ張る先頭のトナカイ、ルドルフが影響している - トナカイは鹿の仲間で、オス・メス両方ツノが生えることが特徴
トナカイの赤い鼻は、絵本のルドルフの影響だったんですね。
子供の時のイメージって、意外と記憶に染みついているものです。
娘と「赤はなのトナカイ ルドルフ」
を読み返してみようかなと思っています。
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