冬といえば旬のかぶを食べたくなってしまいますよね。
生のままお漬物にしたらサクサクっとした食感で、
熱を加えればトロッととろける柔らかさと甘さ。
なかなかバラエティーに富んだ食べ方ができるのが魅力だと思います。
そんなかぶですが、妊婦さんに良いってご存知でしたか?
わたし自身はかぶが大好きで、
妊娠中もずっとかぶの葉の炒め物や煮物にして毎週食べていたので、
結果的には体に良かったんですね!
では今回は、かぶの栄養と妊婦さんに良い理由を調べていきましょう!
栄養は?
かぶは大根とよく似た風貌をしていますが栄養素も同じように似ていて、
炭水化物の消化を助けるジアスターゼ、アミラーゼという消化酵素がたっぷり含まれています。
またビタミンAとCが含まれているため、風邪予防にもぴったりです。
そして繊維質の野菜なので、食物繊維も豊富に含まれていますよ!
かぶの白い根の部分は淡色野菜に分類されています。
続いてかぶの効能です。
効能は?
主に3つの効能が期待できるので順番にみていきましょう。
①胃の不調に効く
かぶに含まれている消化酵素が炭水化物の消化を助けて、
胸焼けや胃もたれを防止する効能があります。
ビタミンCは水に溶けやすいので生で食べるとより効果がありますよ!
胃がムカムカするときにかぶをすりおろしたものを食べるのもアリですね。
大根よりも生でも甘みがあるため、食べやすいかと思います。
②風邪予防
かぶには体を温める効果があり、
さらにビタミンAとCの作用で粘膜を強化して風邪をひきにくくします。
胃腸を温めるため、
お腹の風邪にもぴったりで食欲がないときでもつるんと食べられることができます。
まさに冬の野菜としてぴったりな効能ですよね。
③便秘予防
かぶには食物繊維が豊富に含まれているため、便秘予防が期待できます。
また胃腸を温める効果があるので腸が活動しやすくなり、
結果、便秘も改善するというわけです。
かぶは総じて胃腸にとって優しい食べ物だということがわかりましたね。
葉の栄養は?
かぶは淡色野菜の根の部分と、緑黄色野菜の葉の部分と両方食べられるお得な野菜です。
特に葉の部分には根よりもずっと多くの栄養が含まれていると言われています。
そして、体内でビタミンAに変わるベータカロチンが豊富で、
免疫力をアップさせて風邪を予防する効能があります。
またカルシウムやカリウム、鉄分もバランスよく含まれているため
かぶを選ぶ際は必ず葉もしっかり付いているものを選びましょう。
葉の食べ方
かぶの葉はクセがなく、
とても食べやすいので炒め物や味噌汁、煮物などに使えて彩りもアップしますし便利ですよ!
葉はざく切りにして使えるので、アク抜きやみじん切りにする必要は一切なし!
どんな料理にも合う万能野菜なのです。
オススメはやはり炒め物ですね。
妊婦さんに良い理由
妊婦さんや妊娠を考えている人にとって欠かすことができない栄養素が「葉酸」です!
葉酸をたくさん摂ることで胎児の奇形や異常を防ぐことがわかっているのです。
かぶには葉の部分に豊富な葉酸が含まれています。
わたしはそうと知らずに妊娠する前から毎日かぶの葉の味噌汁や炒め物を食べていたので、
結果的には良かったのだなと調べていて思いました。
最低でも胎盤が完成する4ヶ月くらいまでは葉酸を積極的にとったほうがよさそうですよ!
赤カブがいいの?
赤カブには赤い色を作っているアントシアニンという
ポリフェノールの一種である色素が含まれています。
そのため体にとって悪い活性酸素のはたらきを抑制する効果があるんです!
そのためがん予防や老化防止に良い効果が期待できるんですね。
赤カブといえばよくお漬け物になっているのを見かけますね。
甘さがあって食べやすい固さが特徴です。
まとめ
かぶの栄養や効能について説明してきましたが、いかがでしたか?
ここでわかりやすいように箇条書きでまとめてみたいと思います。
- かぶの白い根の部分には消化酵素やビタミンA、C、食物繊維が含まれている
- 効能としては胃腸症状の改善、風邪予防、便秘予防がある
- かぶは葉の部分の方に豊富な栄養
(βカロチン・カルシウム・鉄分など)が含まれている - かぶの葉は炒め物にすると美味しい
- かぶの葉に含まれる葉酸が妊婦さんにとって必要不可欠な栄養素である
以上です。
冬は毎日かぶ料理で体も心も温まっちゃいましょう!
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