鍋料理やおひたしなど、その独特な香りを活かした料理にピッタリな春菊。
濃い緑色と香りで癒され、
一度食べると癖になるという人も多いのではないでしょうか?
逆に苦手な人もいますよね。
私は子供の時はダメでした・。今は大好きなんですが!
実は春菊、素晴らしい栄養や効能が隠されていたんです!
今回はそんな春菊の栄養、効能、豆知識をご紹介していきたいと思います。
生春菊のサラダもご紹介しています!
栄養は?
春菊には100g食べれば1日の摂取量をクリアしてしまうほどのカロチンを含んでいます。
その他、ビタミンB1、ビタミンC、
マグネシウム、カルシウム、鉄分、食物繊維、カリウムを含んでいます。
カロチンはほうれん草や小松菜を超える量が入っており、
マグネシウムなどのミネラルも豊富です。
■カロチンとは?
緑黄色野菜に多く含まれ、
強い抗酸化作用と美容・健康の維持に欠かせない栄養素になります。
- がん予防
- 動脈硬化予防
- 美肌効果
カロチンは体内でビタミンAに変化してくれます。(ビタミンAが不足した時)
ビタミンAは、目・粘膜・皮膚の健康維持など、
夜間での視力維持にも効果がある栄養素になります。
効能は?
春菊には体に良い7つの効能があります。
・ガン予防
カロチンには抗酸化作用があり活性酸素を抑えてガンを予防します。
・肌の老化を抑える
カロチンの抗酸化作用から肌の老化を抑える効果が期待できます。
・高血圧予防
カリウムが体内の余分な塩分を排出し、血圧を正常に保ちます。
・風邪予防
カロチンが体内でビタミンAに変わり、
粘膜を強化するため鼻や喉の風邪予防に効果があります。
・便秘解消
食物繊維が豊富に含まれているため、便秘に効果があります。
・骨を丈夫にする
カルシウムやマグネシウム、
鉄分など骨をつくるのに欠かせない栄養素が春菊にはたくさん含まれています。
・自律神経の安定
春菊の独特な香り成分には、
自律神経を整えて疲れた胃腸を活性化させて咳や痰を抑えるはたらきがあります。
漢方では食べる風邪薬
様々な薬効のある春菊は古くから漢方として使用されており
「食べる風邪薬」と言われるほどです。
春菊の独特な香りで気を巡らせて
- 精神を安定させる
- 月経前症候群の緩和
- 食欲不振の改善
などが期待できます。
また
血流をよくして体温を上げる働きや
痰を切れやすくする働きなどがあります。
春菊のカロリー
春菊のカロリーは100gあたり20キロカロリーとかなり低く、
安心して食べられる数値となっています。
そのため甘い調味料などで調理したとしても大したカロリー数にはならず、
ダイエット中でも安心して食べられるのが魅力です。
美味しい春菊の選び方
それではより美味しい春菊が食べられるように、選び方をご紹介したいと思います。
それぞれのポイントにわけて説明します。
・色が深い緑色
全体的に緑色が深いものを選びます。
黄色くなっているのは避けましょう。
・葉がシャキッとしている
しなびていたり、葉がふにゃふにゃしているものは古くなっています。
・茎が細めのもの
茎の下の方にもしっかり葉が付いている、細めの物を選びましょう。
生でも美味しい!春菊チョレギサラダ
ポイントは、柔らかい葉先を使うと食べやすいですよ!
新鮮な春菊でサラダなんてつくってみてはいかがでしょうか?
さいごに
春菊の栄養とたくさんの効能についてお話してきましたが、いかがでしたか?
それではさいごに春菊についてまとめてみましたのでご覧ください。
- 100gで1日のカロチンを摂取できる
- 効能はガン予防や風邪予防だけでなく、美容にも効果がある
- 春菊の香り成分には自律神経を整えて咳などを鎮める効果もある
- カロリーは100gあたり20キロカロリーとかなり低い
- 春菊は様々な薬効があるため漢方では「食べる風邪薬」と呼ばれている
- 生春菊はサラダで食べると美味しい!
あの独特な香りにも効果があったなんて驚きです!
これからはもっと健康を意識して春菊を食べたいですね。
春菊サラダはおすすめです!
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