年末のイベントのひとつとして、すっかり日本で定着している年越しそば。
わたしも毎年、大晦日はそばを行きつけのお店に食べに出かけます。
食いしん坊なわたしにとっては、
年越しのイベントの中ではダントツ1位の年越しそばを食べるということです(笑)
そこでふと疑問に思ったのが、なぜ大晦日に年越しそばを食べるのかということです。
美味しいから?…というわけではなさそうですよね。
今回は年越しそばを食べる理由を詳しく調べてみましょう!
年越しそばを食べる理由は?
ではまず大晦日に年越しそばを食べる理由から調べていきたいと思います。
数ある麺類の中から晴れてそばが選ばれたのは、4つの理由があります。
1…そばが他の麺類に比べて切れやすい
前年の厄を切り落として新年を迎えるというところからきています。
2…そばが長い
そばが他の麺類に比べて長いため、長生きを願って食べるというところから食べられています。
3…そば団子
金箔職人が散らばった金箔をかき集めるのにそば団子を使ったからということで、
お金が貯まるといわれています。
4…そばの実
そばの実をつける「そば」は大変丈夫で強い植物なため、
健康の象徴だと言われています。
わたしが前から知っていたのは2だけでした!
こんなに理由があったとは驚きですね!
食べ始めるようになったのはいつから?
では年越しそばを食べ始めるようになったのはいつぐらいからなんでしょうか?
それは意外に古く江戸時代から始まり、
当時には約半数の国民が年越しそばを食べていたようですよ!
また年を越えてから除夜の鐘を聞きながら食べるのは縁起が悪いみたいです。
お金が出ていってしまうと言われています。
年越しそばという名前ですが、
年越しをする前に食べなければいけないんですね!
我が家は毎年夜7時くらいの普通の夕食どきに食べていますので、これでいいのかな…?
調べてみたら大晦日であれば朝でも昼でも良いみたいです。
安心しました!
地域によって違う年越しそば
年越しそばの食べ方や食べる時間などは、
地域によって違うみたいです。
・福島県会津地方
年越しそばは大晦日ではなく元旦に食べる風習があります。
・新潟県
年越しそばは元旦や1月14日(小正月の前日)に食べる風習があります。
・福井県
おろしそばの上にネギと鰹節をのせた越前そばを食べる人もいます。
・香川県
さすがうどん県!
そばではなくうどんを食べる人も多くいます。
・沖縄県
地元沖縄そばを食べる人がほとんどだそうです。
まとめ
年越しそばについて詳しく調べてきましたがおわかりいただけましたか?
ここでさいごにわかりやすくまとめてみたいと思います。
- 年越しそばを食べるのには「厄を切り落とす・長寿など」4つの理由がある
- 一般的に年越ししてから食べるのは縁起が悪いと言われる
- 江戸時代ではすでに半数が年越しそばを食べていた
- 年越しそばは大晦日であればいつ食べても大丈夫
- 地域によって年越しそばを食べるタイミングや食べ方が異なる
以上です。
これからも新年の幸せを願って大好きなおそばを食べていきたいと思います!
コメント