秋になると木にたくさんのイガイガが生ってきます。
そのイガイガを割ると、中からはおいしそうな栗が!!
栗ごはんやお菓子、割と何でも使える便利な栗ですが、
そういえば栗って野菜なのか?果物なのか?考えてしまいました。
いったいどっちなのでしょう?
こうなると夜も眠れなくなりそうなので、さっそく調べてみました!
栗って果物 ?野菜?結局どっち?
一般的に
木に生るものを果物、そうでないものを野菜と分類することが多いのですが、
そうなると木になる栗は「果物」となりますね。
でもなんだか違和感があるのはわたしだけでしょうか?
栗は木に生っていますので
この時点で野菜というカテゴリーからは外されてしまうのです。
ナッツ類という話も
農林水産省が提示している食品分類表では栗はナッツ類となっています。
社会的にみんなが認知している分類としては、
栗はナッツ類として考える人も多いかと思います。
これはイガイガの種子が実になったと考えて、その実を食べるためです。
果物・野菜の定義
●果物の定義
基本的に2つの特徴があります。
- 一度植えれば何度も実をつけるもの
- 木に生っているもの
●野菜の定義
基本的に4つの特徴があります。
- 田や畑で栽培されているもの
- 食事のおかずになるもの
- 加工しなくても生で食べられるもの
- 木に生っていないもの
とはいえ、野菜と果物の明確な違いというのは定められてはいないようです。
スイカやアボカド、イチゴなどあやふやな種類もたくさんあるのです。
海外では定義が違う場合も
ただし、海外ではこうした栗の定義を異なった形で定めていることがあります。
ヨーロッパでは「マロン」「マロニエ」と呼ばれ、
植物に分類されています。
もちろん食用として食べられていますし、栗を使ったモンブランなんかもあります。
マロンとシャテーニュの違い
イガイガの中の個数で呼び名が変わります。
マロンは、イガイガの中に大きい1つがボンと入っているもの
イガイガの中に2~3個の栗が入っているものを「シャテーニュ」と呼びます
また栗の加工品を「マロングラッセ」と呼びます。
最後に
何かハッキリしないですよね。
植物的には、果物
食品分類では、ナッツ類
栗に関しては非常に難しい品種の分類なのですが「クリ属」と分類されているところを見ると、
野菜でも果物でもなく、「栗は栗」なのかもしれないですね。
コメント