待ちに待った年末の一大イベントであるクリスマスですが、
子どもたちにとって一番楽しみなのがクリスマスプレゼントなのではないでしょうか♪
私もプレゼントとケーキが目当てでした(笑)
現在は、娘ができてプレゼントをあげる立場になりました。
しかしそもそもなぜ、クリスマスにプレゼントを贈る運びになったのか、
さらにそのプレゼントをなぜクリスマス前夜に靴下の中へ入れるのか。
実はクリスマスには気になることが多いんですよね。
そこで今回はそんなクリスマスプレゼントの意味をスッキリさせちゃいましょう!
クリスマスプレゼントをする意味は?
クリスマスとはもともとキリストの降誕日ですので、
クリスマスプレゼントはこの世に降り立った敬愛するキリストに捧げるといった意味
を持っています。
それが
現在では「大切な、尊敬する人」への気持ちとしてクリスマスにプレゼントを贈る
ことになりました。
そして、経済的な意味も強いですね。
アメリカではなんと国内消費のうち半分がクリスマスプレゼント商戦にかかっている
のだそうです!
なんともはやの力の入れようですが、
日本では金額というよりも気持ちがこもっているかといった精神論が重視されていますよね。
人によりますけどね(笑)
日本ではいつからあげるようになった?
日本で最初にクリスマスプレゼントを贈ったのは明治時代で、
キリスト教の教派団体が生活に困っている人に対してお菓子やパンを配った慈善事業から始まりました。
その後大正時代になると都市部を中心にクリスマスプレゼントを贈る習慣が広まり始め、
クリスマス前のデパートは人でごった返していたという記録が残っています。
現在では11月下旬から街がクリスマスムードに包まれ、
デパートなどでもディスプレイが入れ替わりクリスマス商戦が始まっていくという流れになっていますね。
大正時代から今と同じような光景があったなんて、
クリスマスプレゼントの力はすごいなと改めて思いました。
靴下に入れるのはなぜ?
クリスマスプレゼントといえば、やはり思い浮かべるのは大きな靴下ではないでしょうか。
またクリスマスツリーのオーナメントとしても靴下は存在感を放っていますよね。
ではなぜクリスマスプレゼントは靴下に入れるのでしょうか?
それはサンタクロースの正体である聖ニクラウスがおこなったことが影響しています。
聖ニクラウスが貧しい家の窓にお金を投げ入れた際に偶然、
暖炉に干してあった靴下の中に入ってしまったのです。
そのためクリスマスには靴下を吊るしておくと縁起が良いと言われるようになり、
靴下の中にプレゼントを入れるようになったのです。
そこから聖ニクラウスが訛ってサンタクロースと呼ばれるようになったんですね。
24日に入れるのはなぜ?
クリスマスプレゼントは通常、
クリスマス前夜の24日にサンタクロースが靴下に入れてくれますよね。
これはなぜなんでしょうか?
実はクリスマスはキリストの降誕を祝うことから、
24日の日没から25日の日没までと期間が決まっているのです!
サンタクロースは諸事情から人目を盗んで行動しなければならないため(笑)、
自動的に24日の夜子どもたちが寝静まってからプレゼントをそっと贈る
ということになったのです。
24日の夜中にプレゼントをそっと枕元に置き、
子どもたちは朝みんなで一斉にプレゼントの中身を確認するのです。
ちなみに欧米の子どもたちは、包み紙を豪快に破ってプレゼントを開けます!
日本のように綺麗には剥がしません!
これも一種の嬉しい感情からくる行動ですもんね。
まとめ
クリスマスプレゼントに関して詳しく説明してきましたが、おわかりいただけましたか?
クリスマスプレゼントについての知識は
キリスト、サンタクロース、クリスマスの意味を理解していて初めてわかる
ことなんだなと思いました。
ではここで最後にわかりやすくまとめてみたいと思います。
- クリスマスプレゼントはキリストの降誕を祝う意味で、
大切な尊敬する人に贈る習慣ができた - 聖ニクラウスが貧しい家の窓にお金を投げ入れたとき、
偶然干してあった靴下に入ったことからクリスマスの縁起物となった - キリスト教だとクリスマスは24日の日没から25日の日没までの期間なため、
プレゼントは24日の夜中に贈られる - 日本では明治時代からクリスマスプレゼントが贈られ、
大正時代から次第に各地に広まっていった
クリスマスプレゼントは贈る方ももらう方もウキウキして、
本当に幸せな気分になりますよね!
ぜひクリスマスの正しい知識を得てから、
大切な人へのプレゼントを贈ってみてください!
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