紅葉の時期になるとみにいきたくなる「もみじ」。
ん?「もみじ」って「かえで」?
なんだかこんがらがってきました…!
私はこれがいつも疑問でした。
「もみじ」と「かえで」の違いがあるのでしょうか?
ふとした時に気になって仕方ない話題を調べてみました。
かえでともみじの違い
一応植物学的には「もみじ」と「かえで」の違いはありません。
カエデ科カエデ属に属し、植物分類学上の区別は無ないということです。
赤くなったかえでを「もみじ」と言い、そのすべては「かえで」になります。
ちなみに、かえでは江戸時代から300種類くらいの品種がつくられているようです。
ものすごく種類が多いんですね。
かえでともみじの見分け方
■かえで
- 300種ほど
- 葉の切込みが浅い
■もみじ
- 数十種類
- 葉の切込みが深い
ちょっと素人目には区別がつかないですね(汗)
実物を見比べるしかなさそうです。
もみじの語源は?
ではなぜ「かえで」が「もみじ」といわれるようになったのでしょうか?
2種類の説があるようです。
- 揉んで染め出す赤色が語源
- 紅花から染料を揉みだすことが語源
動詞で「もみづ」という言い回しがありますが、これが紅葉することに当てはまります。
「もみ」が「赤色」を指し、かえでの色づきも紅花から染料を揉みだす様子に似ているため。
語源は東北がはじまりなんでしょうか?!
かえでからメープルシロップができる!
ホットケーキといえばメープルシロップ!というくらい相性抜群なメープルシロップ。
どうやってつくられているかご存知でしたか?
かえでの英語読みはメープル。
実はかえでの樹液を煮詰めてつくられるものなのです。
甘さなどは一切加えていない、自然の甘みが生きていますよね。
あ!メープルシロップといえばカナダですが、カナダの国旗もかえでの葉ですもんね。
もみじとはこの場合言いません。
ああなんだかおなかがすいてきたのでホットケーキでも焼こうかしら。
最後に
いかがでしたでしょうか。
日本人にとっては「かえで」というより「もみじ」という方が
なじみのある気がしますよね。
これは日本に紅葉するかえでがたくさん咲いているということに由来しているのです。
真っ赤に燃えるようなもみじを見るだけで心が洗われて、同時に目が覚めるような思いがします。
今年の紅葉の季節も、じっくりと目に焼き付けて見てください。
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