キラキラと一面を覆う雪。
ついついすくって雪を食べてみたくなったことありませんか?
子供だったら触った後、食べたりしますよね。
私ですが・・。
でも雪は目に見えない悪い成分がたくさん入っているのです!
そこで今回は雪は食べても汚くないのか?を調べてみました。
雪って食べて大丈夫?
答えは、食べちゃダメ!
雪は雨などが固まったものです。
普通、雨水を飲んだりはしないですよね?
形が変わって美味しそうに見えてもその中は雑菌や有害物質だらけ。
それをあえて食べるなんて、絶対にオススメしません!!
子どもが口に入れそうにしたら、大人がとめてあげてくださいね。
汚いってどれくらい?
なんとなく「雪は汚い」という認識はあっても、
ここまで汚いということまでは知らない人がほとんどなのではないでしょうか?
雪は大気中の汚染物質やゴミ、チリをすべて含んでいます。
言うなればどぶ川の水を飲むようなものなのです。
さらに日本で降る雪にはとんでもない秘密があったのです!!
今まで雪を食べたことのある人は、ごめんなさい。
酸性雪ってご存じですか?
酸性雨ならぬ酸性雪がある!
酸性雨という言葉なら皆さん聞いたことがありますよね。
空気が汚染されたことにより雨が酸性に傾き、
また更に自然を破壊してしまうという恐ろしい現象です。
石炭・石油などの燃料から出る酸化物が大気に出ると、
硫酸などに変化します。
これらの酸化物を含んだ雪を酸性雪と言います。
原因は、大気汚染や汚染物質の流出です。
雨と違って雪は積もるため、
森林への影響が長引くと懸念されています。
日本では北日本の日本海側を中心に降っている
雪はほぼ全て酸性雪だということがわかっています。
なんだか驚愕の事実って感じですよね。
まさか日本でこんな身近な地域で酸性雪が降っていたなんて少しショックですね。
酸性雪を食べるとどうなる?
酸性雪の中は人体に有害な汚染物質がたくさん含まれています。
特に今騒がれているPM2.5などを大量に含んでいる場合もあり、
発がん性のある有害な物質も含まれています。
酸性雪は絶対に口にしてはいけません。
できれば触るのもなるべく避けましょう。
酸性雪は何で降る?
酸性雪は中国の高度経済成長を皮切りに
汚染物質が工場からたくさん流れ出すようになり、
その影響で日本海側の地方で北日本を中心に汚染物質に置かされた
雪である酸性雪が降るようになったといわれています。
積雪があればあるだけ有害物質が蓄積している状態ですから、
春に雪解けを待っている植物や動物などに悪影響を与える恐れが大いにあるのです。
近年東アジアを中心に酸性雨、酸性雪が増えてきており日本を含む各国が
長期的に酸性雪に対するモニタリング調査をおこなっています。
最後に…
雪、と聞くととにかくテンションが上がってしまって、
雪の成分やら中身やらまで気が回る人は少ないと思います。
子どもなんかはかき氷ごっこなんかして実際に食べてしまったりすることもあるかと思います。
その際は子どもに雪のことについて教えてあげてください。
ここでわかりやすくまとめましょう。
- 雪の中には有害物質やゴミなどがたくさん入っているので、綺麗に見えて実は汚い!
- 日本では中国からの汚染物質が運ばれてきて酸性の雪が降っていること!
- 食べたら体に悪いことばかりなので食べないこと!
この3つを教えてあげればもっと酸性雪のことを
理解できる人が増えるのではないでしょうか。
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