お正月といえば玄関外に門松が立ててありますよね。
門松を見ると一気に「新年が明けたんだなぁ」と感慨深くなりますね。
飲食店でアルバイトをしている頃、
クリスマスが終わった瞬間に門松にチェンジしていて、そのギャップに戸惑った記憶があります。
そんな門松はどういった意味があって出すのか?、歴史はどんな感じなのか?
調べてきましたのでご覧くださいね!
門松の意味とは?
門松は家の玄関前に飾ることで、
歳神様に家に来てもらえるように目印を置いておくためのものです。
門松も「立て松」や「松飾り」などと呼ばれ、
お正月に家の前に立てておくものという意味があります。
門松の由来とは?
門松は古くから歳神様が宿る場所とされています。
しかしもともとは歳神様が下界におりてくる際に門松を拠り所の目印としていたことから飾るようになりました。
門松を飾っている家は「歳神様が安心して立ち寄ることができる場所」ということなんですね!
立派な門松が立てられている場所には、歳神様もいち早く気づいておりてきてくださるかもしれませんね!
門松の歴史とは?
門松は平安時代から飾る習慣があったと言われています。
最初は松の代わりに他の常緑樹を飾っていたこともあったようです。
門松には歳神様が宿ると先ほどお話しましたが、
特に常盤木(常緑樹)に宿ると言われていたことから、玄関前に飾ることになりました。
1662年に門松などの正月飾りを片付けるのを短縮するようにとの通達があり、
現在の松の内である7日になったと言われています。
●松の内とは・・ 門松などを飾っておく期間
しかしもともと松の内の短縮とは関係がなかった
関西地方では、現在でも1月15日くらいまで門松を飾っています。
出すのはいつからいつまで?
門松はお正月に歳神様を迎え入れるための飾りなので、
お正月前までに飾っておかなければなりません。
一般的には28日までに飾っておけば大丈夫と言われています。
ちなみに門松には「一夜飾り」という31日だけに飾っておくという習慣もあるようですが、
多くは歳神様に対して誠意が足りないと言われてしまうため、やめたほうが良さそうです。
そして門松は立派に歳神様をお迎えするという役目を果たして、
松の内である1月7日に片付けるというのが一般的です。
地方によっては松の内の習慣によって15日だったり様々ありますので、
地域に従ったほうが良さそうですね!
さいごに
いやぁ、門松についてはお正月に飾ってあるという漠然としたイメージしか持っていなかったのですが、
今回いろいろ調べて新たな発見が山ほどありました!
ではここでわかりやすくまとめてみたいと思います。
- 門松はお正月に歳神様に家に来てもらえるように目印として玄関先に置いておくもの
- 門松が置いてある家は、歳神様が安心して立ち寄ることができる場所ということ
- 門松は平安時代から飾る習慣があった!
- 門松は12月28日〜1月7日までの期間飾っておく場合が多い
以上です。
来年は歳神様に気づいてもらえるように心をこめて門松を飾りたいと思います!
コメント