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鏡開きの由来!11日の意味とは?!

毎年我が家でも鏡餅を飾って歳神様をお迎えしていますが、
子どもたちにとって一番楽しみなのは鏡餅を飾ることではなく鏡開きなのではないでしょうか?

わたしももちろん鏡開きの日が楽しみで、
年末に鏡餅を飾ったばかりなのに早くも待ち遠しくなったものです。
実際、年末年始はかなり忙しくてあっという間に鏡開きの日になってしまうんですけどね(笑)

でも鏡開きの日ってどう作られたのでしょうか?
今回は鏡開きの由来!11日の意味とは?!について調べてみました。

鏡開きの由来と意味

そもそも鏡餅は、歳神様が宿るものとして家の居間に飾るというのが一般的ですが、
鏡開きの日とはその鏡餅を片付けて家族みんなで食べることをいいます。

そう、鏡開きの日には鏡餅を片付けるだけではなくて
きちんと食べて歳神様に感謝をして無病息災を願うという行事なんですね。

何故鏡餅を食べるのか
歳神様が宿っていた鏡餅を食べることで
歳神様の力を分けてもらおうという考えがあります。

歳神様はお正月に家に降りたってから
松の内の7日まで鏡餅に宿っていると言われています。
それから後の11日が鏡開きの日とされているのです。

歴史

古来から神様に円形の鏡を祀ることが日本の礼式でした。

その後円形のお餅を鏡に見立てて神前への捧げものとして用いられるようになったのは奈良時代からと言われています。

鏡餅が現在のようなスタイルで居間に飾られるようになったのは、
床の間がつくられるようになった室町時代以降だと言われています。
武家では床の間に具足(甲冑)、前方に鏡餅をお供えしていたようです。

鏡開きは歳神様が宿ったお餅を木槌などで開く(割る)行事であり、
その頃から鏡開きの日には家族みんなでお餅を食べていたみたいですよ。

なぜ11日?

以前は松の内が1月15日であったため鏡開きの日は20日とされていましたが、
徳川家光が20日に亡くなってからは20日ひ忌日とされるようになったため

現在の1月11日に短縮されたのです。

それに伴って松の内も7日に制定し直されました。

現在でも徳川幕府の影響をあまり受けていない
関西地方では前のまま松の内が15日で鏡開きの日が20日に
おこなわれている地域も存在します。

鏡開きは何をするの?

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鏡開きの日には、
まず飾っていた鏡餅を片付けてからお餅をみんなで分けて食べることをします。

歳神様が宿っていたありがたい鏡餅を開いて食べることで、
歳神様の力を分けてもらえると信じられています。

お餅は長く置いていたので固くなっていますから、
古くから木槌などで開いた(割った)と言われています。

やってはいけないことは?

鏡開きの日の一連の流れの中でやってはいけないことがありますので必ずチェックしておきましょう。

それは「鏡餅を分けるときに刃物を使ってはならない」ということです。
鏡餅すなわち歳神様に対して刃物を向けるということは縁起でもないですからね。

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おわりに

鏡開きの日について詳しくお話してきましたが、いかがでしたか?
ここでわかりやすいようにまとめてみましたのでご覧ください。

  • 鏡開きの日は歳神様が宿ったお餅を開いて食べることで、
    みんなで歳神様の力を分けてもらおうという行事のこと
  • 鏡開きの日は1月20日であったが、
    徳川家光が亡くなったのが20日だったことから11日に変更された
  • 鏡餅を飾ることと鏡開きの日は
    現在のようなスタイルになったのは室町時代以降だと言われている

以上です。
来年の鏡開きの日も、一年無事に過ごせるよう歳神様にお願いしながらお餅を食べたいですね。

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