しめ縄飾りを見ると、しみじみとお正月がやってくるのだなぁと感じますよね。
いつも我が家でも年末に玄関に飾るのですが、よくよくしめ縄を見てみると結構興味深い形をしているんですよね。
そこでしめ縄飾りの意味をよく知っていれば、より飾るときに心がこもるのではないのかなと思いますのでここで勉強をしていきましょう!
しめ縄の意味は?
そもそもお正月は歳神様が降り立ってくるのをお迎えする行事ですから、そのためにしめ縄を飾って歳神様を迎える準備をするのです。
歳神様は様々な力を与えてくれると考えられています。
一般家庭では主に玄関にしめ縄の輪飾りを飾ったり、車のバンパーに小さなしめ縄を飾ったりすることが多いです。
車のバンパーに飾ることで、車の中にも歳神様をお迎えして交通安全を祈るということなんですね。
今までしめ縄をなぜ飾るのかわからなかったため、やっと納得がいきました。
しめ縄の由来
しめ縄は飾ってある場所が歳神様を祀るのにふさわしい神聖な場所だと示すためのものです。
しめ縄が神様が住む世界と我々の住む世界との境界線だと言われており、その中に不浄なものが入らないようにするはたらきもあります。
しめ縄の「しめ」とは神様が占める場所、という意味です。
しめ縄を飾っている間は家が、神様が住む場所となるわけですね。
そう考えると、なんだかとってもしめ縄が重要なものだとかんじてきました。
しめ縄の歴史
しめ縄は古代から存在しますが、一般庶民に広く伝わったのは室町時代からと言われています。
多くのお正月行事が一般庶民に広まったのも室町時代ですね。
この頃からだんだん現代に近づいてきていたということです。
最初に登場したばかりのしめ縄は細かったそうですが、現在のように真ん中が太くなったのは奈良時代からだそうです。
しめ縄を飾る期間は?
しめ縄は門松と同じように12月26日から28日、片付けるのは1月7日の松の内という地域が多いようです。
なかには15日くらいまで飾っている地域もあります。
飾る日ですが、29日や31日は縁起が悪いと言われているため避けてください。
一番良いのは末広がりの28日だと言われています。
しめ縄で有名な神社とは?
大きなインパクト大のしめ縄で有名なのは出雲大社です。
大きな鳥居をくぐって境内に入ると一際目立つ大きなしめ縄が目を引きます。
出雲大社は縁結びで有名な神社ですよね。
多くの恋人を求める人や結婚を望む人が参拝に来ていますよ!
とにかくあのしめ縄には圧巻ですので一度は行って見てみることをオススメします!
まとめ
しめ縄について勉強してきましたがいかがでしたか?
ここでわかりやすいようにまとめてみたいと思いますのでご覧ください。
・お正月に歳神様を迎えるためにしめ縄を飾ってこの世と神様が住む世界の境目とした
・しめ縄のしめ、とは神様がいる場所という意味がある
・しめ縄が一般庶民に伝わったのは室町時代と言われている
・しめ縄は年末の28日くらいから1月7日の松の内まで飾る(地域によっては15日)
・大きなしめ縄が有名な神社は出雲大社で、縁結びで有名
以上です。
しめ縄は玄関に飾ることで歳神様が来てくれる家を神聖な場所にしてくれるものだということですね。
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