長期間保存がきいて、甘くて美味しい干し柿ですが、
想像では、健康食品ですし栄養は豊富そうですよね。
母が「栄養があるのよ!」とよく食べていました。
あの甘さに栄養が凝縮してるのではないかと思っていますが、
ここでハッキリと干し柿の栄養を調べてみたいと思います。
合わせて、効能もお伝えしていきますね。
干し柿の栄養は?
- 炭水化物
- 食物繊維
- βカロチン
- カリウム
- ビタミン類
干し柿にすると、生柿に比べて
糖分 → 4倍
ビタミンA → 2倍
カロチン → 3倍
干し柿2個で半日の食物繊維が摂れます。
干し柿にするとビタミンCが減少するかわりに、
上記の含有量が増えるわけですね。
ビタミンCが減少する理由
ビタミンCは加熱・酸化に弱いです。
干し柿であれば干している加工最中にビタミンCが減少していきます。
続いては、効能をみていきましょう!
干し柿の効能は?
干し柿の効能は、栄養別にみていきましょう!
・ドライアイ予防 (ビタミンA)
粘膜を強くする、涙を一定に保つ効果があるので、目の健康にはとても良い栄養素です。
・便秘解消 (食物繊維)
食物繊維の力で便秘を解消します。
便秘が改善することによって、体内の老廃物が排出されて、デトックスの効果があります。
また胃腸を丈夫にして、体温を上げるので免疫力もアップしますよ。
・塩分排出 (カリウム)
体内の余分な塩分を体外に排出します。
そのため血圧を下げて正常化するので、血管系の病気を予防する効果があります。
・粘膜強化 (カロチン)
植物性のビタミンAです。
体内でビタミンAに変わり、目や皮膚の粘膜を強化して健康に保ちます。
次は気になるカロリーですね。
干し柿のカロリーは?
干し柿は1個(37g)
あたりおよそ100キロカロリーのエネルギーです。
結構高いですね…。
一度に3つくらい食べてしまうという人は要注意ですよ!
2つも食べればごはん1杯分は軽く 超えてしまいます。
干し柿はダイエットには向かなさそうですね!
続いては、美味しい干し柿の選び方です!
美味しい干し柿の選び方
昔からあめ色のものが最高と言われています。
白い粉が多くついている物が甘さの証拠になります。
干し柿の白い粉は何?
干し柿の白い粉は、
乾燥させることによって糖分が表に出てきたことを意味します。
あめ色と白い粉を意識すると、美味しいものが選べますね!
美味しい干し柿の動画
続いては、ブランド干し柿のご紹介です!
ブランド干し柿について
有名なブランドの干し柿といえば「市田柿」です。
2006年に南信州でブランド登録された市田柿は色が濃く小ぶりで甘く、
食感がモチモチしているのが特徴です。
そのため干し柿には大変合い、上品な甘さから高級和菓子店などで売られています。
干し柿には水分が割と多い「あんぽ柿」と、水分が少ない「ころ柿」があります。
市田柿は水分が少ない「ころ柿」の部類入ります。
表面が糖分の粉で白くなっているのが特徴で、羊羹のような食感が楽しめます。
最後に
干し柿がとても栄養のある素晴らしい食べ物であることがわかりましたね!
ここで箇条書きでわかりやすくまとめてみたいと思います。
- 干し柿はビタミンA、カロチン、カリウム、食物繊維が豊富に含まれている
- 干し柿にすると糖分が4倍、ビタミンAが2倍、カロチンが3倍になる
- ビタミンAの力で体の健康を維持して、免疫力をアップさせるはたらきがある
- 干し柿は1個あたり100キロカロリー前後
- 干し柿の高級ブランドに「市田柿」がある
干し柿にすることで甘味が増すだけでなく栄養価もあがるなんて、
これはもうおやつに食べるしかないですね!
自然派の健康食品である干し柿で体の内側から若返りましょう!
ただし、食べ過ぎには注意ですね!
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