秋になると良い香りの梨がお店に並びます。実はジューシーでみずみずしく、とても美味しい和の風味が鼻腔を突き抜けます。
そんな梨ですが、一般的には皮をむいて食べますよね?しかし、皮も一緒に食べたほうがいいという情報も。
梨の栄養と効果・効能をおさえた上で、皮も食べたほうがいいのか?もみていきましょう!
梨の栄養は?
90%が水分の梨ですが、栄養成分はどうなっているのかみていきましょう。
ソルビトールって何?
糖質甘味料(6種)といって自然に存在する甘味料になります。
6種類で有名なのが「キシリトール」ですね。
ソルビトールはその一種になります。
梨・リンゴ・桃などに多く含まれています。
虫歯予防、血糖値の上昇を抑える、便通促進の効果があります。
続いては、特筆する4つの効果・効能をみていきましょう!
梨の効果・効能は?
梨はそのほとんどが水分でできているため、様々な効能があります。ここで主な4つの効能をご紹介しますね。
1…解熱作用
風邪で熱が出ているときなどに食べるだけで水分補給が出来ると同時に熱を下げる効果が期待できます。
2…咳や痰の鎮静
咳や痰、のどの痛みがあるときは梨の煮汁をシロップ代わりに飲むことで症状を鎮めることが期待できます。煮汁を何回か飲むことで咳を鎮めてのどの痛みを緩和する効能があると言われています。
3…二日酔いの水分補給としても効果的
梨には肝臓を保護するはたらきもあるため、お酒をよく飲む人にはピッタリのフルーツなのです。また消化をたすける酵素も含まれています。
4…便秘に効果的
甘味料のソルビトールは便を柔らかくし、腸の動きを良くする蠕動(ぜんどう)運動を促進するため便秘解消に効果があります。
梨の栄養・効能がわかったところで、続いては、皮の栄養をみていきましょう!
皮に栄養は?
梨の栄養成分の大部分は皮に含まれているんです!
皮部分の栄養には、カリウム・アスパラギン酸・ポリフェノールが豊富に含まれています。
特にアスパラギン酸は栄養ドリンクなどでも使用されてる優良な栄養成分になります。
アスパラギン酸とは?
体から有害な毒素(アンモニア)を排出して、筋肉や内臓をつくる役割をしてくれます。(タンパク質の合成)
続いては、皮にも効能がありますのでチェックしましょう!
梨の皮の効能は?
- 疲労回復
- 毒素排出
- 代謝アップ
スポーツ選手がアスパラギン酸を摂ると、スタミナが増すことがわかっています。
皮にも栄養・効能があるわけですが、続いては、皮は食べても大丈夫なの?かをみていきましょう!
皮は食べても大丈夫?
梨の皮には栄養が凝縮されいます。皮ごと食べるのが理想的です。
しかし、気になるのが残留農薬です。これをしっかり落としてから食べましょう!
スポンジでこすり洗いすることで食べられるレベルにまで農薬は落ちます。
気になる方は、残留農薬除去剤を使うのがベストです!
残留農薬除去剤 貝力浄
続いては、皮の食べ方です!
皮の食べ方
梨の皮に栄養があるのはわかったけど、そのままだとザラザラして食べずらくない?と思われた方は、一工夫することで皮を食べることができます。
カレーに皮を入れちゃいましょう!
リンゴを擦って隠し味に入れたことありませんか?
あれと要領は一緒です。
皮ごと梨を擦ってもいいですし、皮だけミキサーでペーストしてもいいです。もちろんそのままサイコロ状にカットして入れるものアリです。
旨み・深み・甘みが増して、美味しいカレーになりますよ。
梨入りカレーが作られるくらいですから、味に問題はなさそうですよね!韓国のキムチでは漬ける時に梨やりんごを入れるそうです。
2019年に放送されたNHKのあさイチでは梨を皮ごと食べるための美味しい切り方を紹介してました。料理がめんどくさいという方にはこちらがおすすめです!
ここまでで、梨は皮まで食べられることがわかりました。次は、気になる梨のカロリーですね。
気になる梨のカロリーは?
次に梨の気になるカロリーについてですが、1玉100キロカロリーほどとそこまで高くはありません。主に水分でできている梨はそこまで高カロリーではないんですね。
続いては、美味しい梨の見分け方です!
美味しい梨の見分け方
当たりハズレが多いのが梨の特徴で、食べたときにガッカリしてしまった人は多いのではないでしょうか?
これをマスターすれば美味しい梨に巡り合えますよ!
- お尻がぼてっと張っている
- 軸のリングがハッキリ綺麗に円をえがいている
- ずっしりと重みがあるもの
- 表面のザラザラがなめらかなもの
保存は冷蔵庫に入れておきましょうね!
最後に梨の栄養・皮など今回のまとめです↓
おわりに
いかがでしたか?梨について大分詳しくなったことと思います。水分が多いことで嬉しい効果や効能がたくさんある梨について、簡単にまとめてみたいと思います。
- 梨は90%が水分でできている
- 梨には解熱作用、咳やのどの痛みを鎮める
- 肝臓を保護し、二日酔いに効果がある
- カロリーは1個あたり100キロカロリーほどで高くない
- 梨の栄養成分は皮に凝縮されている
- 残留農薬はこすり洗いで落とす!
- 皮はカレーの隠し味に
- カットの仕方によって皮ごと美味しく食べられる
夏バテが長引いたりしたときにも効果的ですよ!是非栄養のある皮ごとかぶりついて、秋の味覚を堪能してみてくださいね!
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