特に乳幼児に多く発症するロタウイルス。
保育園に通っている子どもにはおなじみのウイルス性胃腸炎ですが、
なんと日本では予防接種の公費が認められておらず高額な費用がかかってしまいます。
我が家では病気で苦しむよりはと思い受けさせましたがかなり家計を圧迫しましたね(笑)
そんなロタウイルス、実は大人もかかるってご存知でしたか?
今回は大人のかかるロタウイルスに焦点を当ててみたいと思います!
大人の症状とは?
大人がかかるロタウイルスは、子どもからの二次感染が7割を占めます。
ロタウイルスの症状は下痢や嘔吐、発熱ですが、特に米のとぎ汁のような白い便が特徴です。
しかし普通の健康体である大人がロタウイルスにかかっても、多くは軽い胃のむかつきや倦怠感で済んでしまう場合がほとんどです。
ロタウイルスは一度かかると免疫がつくと言われているのでそのせいもあるのでしょうね。
ロタウイルスとは?
そもそもロタウイルスとはノロウイルスと勢力を二分するウイルス性胃腸炎のひとつで、多くは乳幼児に発症します。
米のとぎ汁のような白い下痢を起こすのが特徴で、その便や嘔吐したものからもウイルスが検出されるため二次感染が非常に多い病気です。
原因は?
ロタウイルスはウイルスに感染した人からの飛沫感染、あるいは接触感染により発症します。
大人はロタウイルスにかかっている赤ちゃんのオムツを交換する際に手が便に触れたり便から発せられたウイルスを吸い込むことにより二次感染します。
保育園や幼稚園などで集団生活をしていると接触感染の危険が高まり、あっという間に流行することがあります。
ロタウイルスの対策
ロタウイルスにかからないためには、赤ちゃんのオムツを替える時に手袋とマスクをすることが大切です。
これで飛沫感染と接触感染を同時に防ぐことができますのでオススメですよ!
あとはとにかく子どもをロタウイルスに感染させないこと!
これが一番重要です。
流行期に人ごみにでないようにするなど、危険因子を増やす行動は避けましょう。
出勤復帰のタイミングは?
あまり症状が出なければ自己責任で会社に行っても構わないのですが、症状がひどく出てしまったときはやはり下痢が治まって2日くらいたってから復帰するのが良いと思います。
復帰直後は疲れが溜まりやすく症状をぶり返しやすいので、きちんと休むことが大切です。
ノロウイルスでも1週間くらいで復帰できるので、ロタウイルスもそのくらいみておけば大丈夫でしょう。
復帰後はマスクを忘れずにつけてくださいね!
まとめ
大人のかかるロタウイルスについてご説明してきましたがお分かりいただけましたか?
ここでわかりやすくまとめてみたいと思います。
・大人のロタウイルスは子どもからの二次感染が7割を占める
・主な原因は感染した赤ちゃんのオムツ交換
・防ぐには手袋、マスクをしてオムツ替えをする
・症状は米のとぎ汁のような白い下痢、嘔吐、発熱
・出社のタイミングは症状にもよるが1週間程度
以上です。
子を持つ親としてロタウイルスは避けて通れなさそうですね…!
症状が軽く済むように普段から体力づくりをしっかりおこないます!
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