毎年12月から1月にかけて流行期に入るRSウイルス感染症。
保育園に通っているけれど、もちろん熱が出ていると通わせられないし、
もし熱が下がっても
どれくらい回復したら保育園に復帰できるのかわからないという人も多いはずです。
一応RSウイルス感染症に関しては登園停止期間が定められてはいないため、
どうしても境界線があやふやになりがちなんですよね。
今回はそんな悩めるRSウイルスにかかってしまったお子さんを持つお母さんに送る、
RSウイルスになったら、保育園はいつからOK?なのかを説明したいと思います。
保育園はいつからOK?
RSウイルス感染症はインフルエンザなどと違って、
登園停止期間が定められていないので一見熱が下がったら
保育園に登園させたくなってしまいますよね。
しかしちょっとお待ちください!
このような症状がまだあるときは登園させてはいけません!
熱が下がってもこんな症状、残ってはいませんか?
- 呼吸が苦しそうな咳
- 食欲不振
- 水分があまりとれない
気道からウイルスの排出されます。
そのため、保育園では治りかけで登園してきた子供からも
感染してしまうことがあります。
しかし、保育園を1カ月近く休むことは難しいので
登園のタイミングが難しい所です。
ほとんどの場合で、熱が完全に下がり軽い咳程度になったら登園させてしまいます。
またそれぞれの保育園にお休みさせる場合のガイドラインもあると思いますので、
合わせて見てみるといいですね。
医師の登園許可証はいる?
RSウイルスはインフルエンザのように保育園に復帰するために
医師の登園許可証が必要ありません。
重症化しない限り普通の風邪と見分けがつかないことがほとんどだからです。
重症化してしまっても、熱が下がってある程度の症状が治ればお母さんの判断で登園させてしまって大丈夫です。
許可証がいるもの
逆に登園許可証が必要な病気はどのようなものがあるのでしょうか。
●登園許可証が必要な12種類の病気
・麻しん
・風しん
・水ぼうそう
・おたふく風邪
・プール熱
・結核
・はやり目
・百日咳
・細菌性大腸炎
・髄膜炎
・急性出血性結膜炎
症状が快方に向かったら
医師から登園許可証をもらわなければ保育園に復帰することはできません。
RSウイルスの予防法は?
それではRSウイルスに感染しないように予防するためにはどうすれば良いのでしょうか?
家、保育園とそれぞれでの予防策をみてみましょう。
・家
まず家族全員の手洗いを徹底することが大切で、風邪を引いている人への接触を避けることも重要です。
あとは子どもが使うおもちゃをアルコール消毒することも効果的です。
・保育園
同じく手洗いを徹底させましょう。
保育園では園児同士の接触は避けられないので、マスクをさせるなどできることから予防すれば大丈夫です。
まとめ
RSウイルスは特に低年齢での感染に気をつければなりませんが、
登園は最終的に親の判断に任せられるということがわかりましたね。
では最後にわかりやすくまとめてみたいと思います。
- 熱が下がってもすぐ保育園に復帰させるのは良くない
- それぞれの保育園のガイドラインに従って復帰させる
- RSウイルスは医師の登園許可証は必要ない
- RSウイルスを予防するには手洗いが一番効果的
以上がRSウイルスと保育園に関しての情報でした。
まずは子どもの様子をよく確認して、保育園に復帰させたいですね。
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