クリスマスといえば、サンタクロースから贈られるプレゼントを
楽しみにしている子どもたちが大勢いることでしょう。
ところでサンタクロースといえば、
煙突からプレゼントを届けるというのが定番ですよね。
でもなぜ煙突なんでしょうか。
煙突は狭いし汚れるし、もっと堂々と家に入ればいいのに!
と思っているのはわたしだけではないはず(笑)
そこで今回は、
サンタクロースが煙突からなぜ入るのか?について
説明したいと思います。
なぜ煙突から入る?
サンタクロースが煙突から入ることは、
「聖ニクラウスの逸話」からきています。
その感動秘話をご紹介しますね。
ちなみに、聖ニクラウスはサンタクロースのモデルになっている司祭です。
貧しさのせいで嫁に行けず身売りを避けられない3人の娘がいる家族がありました。
聖ニクラウスはその家族の存在を知り、真夜中にそっと煙突から金貨を投げ入れたのです。
その金貨が暖炉の上に干してあった靴下に入り、
3人の娘は身売りを避けて無事に結婚することができました。
プレゼントは靴下に入れるという現在のクリスマススタイルができたのです。
聖ニクラウスの慈悲深さが、
煙突からコッソリと各家庭に夢を与えることのはじまりになっていたんですね。
煙突がない場合はどこから?
もちろん日本の一般家庭のように煙突がない国もたくさんありますので、
サンタクロースは煙突以外にもプレゼントを届ける方法を熟知しています!
では順番に見ていきましょう!
・窓
スウェーデンのサンタクロースは、窓から直接プレゼントを投げ入れることがあるそうです。
でも、いくらサンタクロースが来るからといって窓の鍵を開けておく必要はありません。
秘密道具で通り抜ける…何てことはないでしょうが、
良い子にしていれば必ず翌朝枕元にプレゼントは置かれているものなのです!
日本では一番信じられている侵入経路ですよね。
割れた窓ガラスはどうするんでしょうなんて野暮なことは気にしないようにしましょう(笑)
・玄関
一番まともな侵入経路なのに、かなり危なく感じるのは気のせいでしょうか。
でもサンタクロースは両親公認ですからね、なにもおかしなことではないと思います。
自分の部屋が一発でわかるように、
部屋のドアにネームプレートをかけておくとわかりやすいかもしれませんね。
このように、どんな家でもスムーズにプレゼントを渡すことができるサンタクロース。
無事にプレゼントをもらえるように、良い子はきちんと眠って翌朝を待ちましょう。
夜中も起きていると恥ずかしがってサンタクロースは来てくれないかもしれません!
映画「グレムリン」の怖い煙突話
1984年に公開された映画「グレムリン」ってご存知ですか?
ギズモという可愛らしいキャラクターの姿は、
公開から時間が経った今も見たことがあるという人が多いのではないでしょうか。
実はこのグレムリンの中で、クリスマスに関するちょっと怖い話が出てくるのでご紹介します。
ヒロインのケイトはクリスマスが大嫌いという設定なのですが、
なぜかというと
それで煙突からサンタクロースに扮して入ろうとしたら途中で引っかかって
翌日死んでいるのを発見したから」というもの。
ケイトにとってそれは悪夢のようなクリスマスだったに違いありません。
以上、サンタクロースにまつわる怖い話でした!
さいごに
クリスマスにサンタクロースがなぜ煙突から入るのか探ってみましたが、
おわかりいただけたでしょうか。
最後に、まとめます。
- 3人の貧しい娘たちを救うために聖ニクラウスが金貨を煙突から投げ入れた
- 金貨が暖炉に干してあった靴下に入った
- 3人の娘は無事に結婚できた
なんとも慈悲深く、感動的な話ですよね。
聖ニクラウスの人柄が伝わってくるようです。
他に煙突から以外の侵入経路や、
ちょっと怖いサンタクロースにまつわる話もさせていただきました。
映画「グレムリン」もぜひチェックしてみてくださいね。
わたしも子どもには早く夜は寝て、サンタクロースにお仕事させてあげてね
と伝えたいと思います。
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